ジェネラリスト看護師のための看護実践能力向上ワークショップ「病院等における認知症患者への看護~その後のケアが変わる!一歩進んだアセスメント~」に参加して
私の働く病院の診療圏は、高齢化率46.2%(令和4年度)であり、また入院患者の96%が65歳以上(令和3年度)の高齢者です。そのため認知症を抱えている方も多く、主訴である疾患の症状以外でも認知症のBPSD(行動・心理症状)の悪化に伴う看護師のケア提供のしづらさなど苦悩が見えることもありました。そのような環境のなか、今回の研修があることを知り、実践で活かせる技術や知識を1つでも多く持ち帰り、現場の看護に活用しながら職員全員で認知症を抱える患者さんに寄り添えればと思い応募しました。
ワークショップでは、認知症の概論はもちろんですが、どのような接し方や言葉がけが認知症の方に影響がでるのか、食事や排泄など日常生活動作における行動をどのように支援すればより効果的であるかがよく理解できました。また、認知症患者さんには統一した対応も必要であるためチームで情報を共有することも大切だと学びました。
病院で過ごされる認知症患者さんはとても不安な中にあり、それに加えて疾患の苦痛も伴っていることが多くあります。そのような状況を多分に理解し、制限や業務に沿わせるのではなくその人が穏やかに療養できるようにアプローチすることが必要な姿勢であると学びました。
長野県立機構 阿南病院 看護師 田村
ワークショップでは、認知症の概論はもちろんですが、どのような接し方や言葉がけが認知症の方に影響がでるのか、食事や排泄など日常生活動作における行動をどのように支援すればより効果的であるかがよく理解できました。また、認知症患者さんには統一した対応も必要であるためチームで情報を共有することも大切だと学びました。
病院で過ごされる認知症患者さんはとても不安な中にあり、それに加えて疾患の苦痛も伴っていることが多くあります。そのような状況を多分に理解し、制限や業務に沿わせるのではなくその人が穏やかに療養できるようにアプローチすることが必要な姿勢であると学びました。
長野県立機構 阿南病院 看護師 田村