濵優理講師による認知症看護のワークショップ(長野市会場)が開催されました
2024年10月16日(水)と11月20日(水)の2日間にわたり、長野市会場において、濵優理講師(諏訪赤十字病院 認知症看護B課程認定看護師)による「病院等における認知症看護への看護~その後のケアが変わる!一歩進んだアセスメント~」のワークショップ2回目を開催しました。
参加者の事例検討では、心因性頻尿による夜間睡眠障害・夜間覚醒のある患者対応について、塗り絵などの集中できる趣味を日中に行う、家の布団や湯呑み、家族の写真など馴染みのあるものをベッド周囲に置く、好きなテレビや興味のある映像をスマートフォンから大画面に飛ばして視聴する、ベッドにL字バーを両側入れてトイレに集中して降りるように環境整備する、排泄する際の腹圧のかかる姿勢など、認知症患者に対する夜間睡眠の看護の工夫や成功例を共有しました。
また、患者の社会背景から関わり方をチームで統一し、日中のリズムが整えたことで、せん妄の出現が少なくなり、断眠が改善され、睡眠導入剤をほとんど使わなくなったなどの例も共有されました。
尿道カテーテル抜去に伴う損傷および感染を発症した事例では、ミトン装着に伴う手の拘縮や情緒不安定さの出現から、医師と相談の上、方法を見直し、患者の表情が豊かになり感染も改善した例について、参加者間で熱心な情報交換がされました。
ジェネラリスト看護師の看護実践能力向上ワークショップでは、事例をもとに、自身の看護を振り返り、講師と参加者間でどうあればよいのかについて情報交換を行います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
長野県看護大学 看護実践国際研究センター 専門能力開発支援部門
渋谷美香、井本英津子
参加者の事例検討では、心因性頻尿による夜間睡眠障害・夜間覚醒のある患者対応について、塗り絵などの集中できる趣味を日中に行う、家の布団や湯呑み、家族の写真など馴染みのあるものをベッド周囲に置く、好きなテレビや興味のある映像をスマートフォンから大画面に飛ばして視聴する、ベッドにL字バーを両側入れてトイレに集中して降りるように環境整備する、排泄する際の腹圧のかかる姿勢など、認知症患者に対する夜間睡眠の看護の工夫や成功例を共有しました。
また、患者の社会背景から関わり方をチームで統一し、日中のリズムが整えたことで、せん妄の出現が少なくなり、断眠が改善され、睡眠導入剤をほとんど使わなくなったなどの例も共有されました。
尿道カテーテル抜去に伴う損傷および感染を発症した事例では、ミトン装着に伴う手の拘縮や情緒不安定さの出現から、医師と相談の上、方法を見直し、患者の表情が豊かになり感染も改善した例について、参加者間で熱心な情報交換がされました。
ジェネラリスト看護師の看護実践能力向上ワークショップでは、事例をもとに、自身の看護を振り返り、講師と参加者間でどうあればよいのかについて情報交換を行います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
長野県看護大学 看護実践国際研究センター 専門能力開発支援部門
渋谷美香、井本英津子