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公開講座「特定行為研修修了者の臨床現場での活躍推進に関する実践報告」参加者から


私は長野県看護大学の感染管理認定看護師教育課程(B課程)を令和5年度に修了し、現在は一般急性期病棟に勤務しています。当院において、特定行為研修修了者の第一号となったことから、今後の活動に活かしたいと考え公開講座に参加しました。
講座では、長野県より県内における特定行為に関する教育機関の状況や研修修了者数の推移、また今後の展望についての説明がありました。また、特定行為の実践に関する報告や、看護管理者による特定行為を活用する体制についてのお話も伺い、特定行為実践に必要なさまざまな情報を得る貴重な機会となりました。
特定行為は単に実践することが目的ではなく、日々の業務において臨床推論や病態判断を駆使して、状況に合わせたタイムリーな対応を行うことで、患者へより良い看護や医療を提供できることを改めて認識しました。また、現場での実践モデルとして高度かつ専門的な知識や技術を他のスタッフと共有し、教育的に関わることも重要な役割であると理解しました。今後は、日々の業務を通じて医師との連携を図り信頼関係を構築し、医師からの特定行為への理解や協力を得られるよう努めていきたいと考えています。また、看護管理部門と協力し、特定行為を実践する特定看護師を支援するフォロー体制の整備など、運用に向けた準備も併せて進めていきたいと考えています。
松本市立病院 林 

私は、長野県看護大学にて認定看護師教育課程(B課程)感染管理分野を受講しています。現在、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院に所属しております。当院において自身が1人目の特定看護師になる予定であり、今後どのように組織の中で活動をしていくべきか悩んでいました。当院には約300名の医師が在籍しているため、特定看護師が特定行為を行う機会があるのか、また必要性があるのかと思う気持ちがありました。
しかし、特定看護師として臨床現場で活動している方と、管理者として特定看護師を支援されている方のお話を聞き、特定看護師を組織に配置する目的や期待される役割を理解したうえで活動をしていかなければならないことがわかりました。自身の役割や活動範囲を明確にし、当院の管理者の支援を受けながら基盤をしっかり固めていきたいと思います。そして、2人目、3人目と続く特定看護師に繋ぐことにより、活動を継続できるようシステムを整えていきたいと思います。この公開講座に参加したことで、特定行為研修に対する意識が変わった点は、非常に良かったです。
 
長野県看護大学 認定看護師教育課程(感染管理分野)受講者 木場
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