ジェネラリスト看護師のための看護実践能力向上ワークショップ「病院等における認知症患者への看護~その後のケアが変わる!一歩進んだアセスメント~」(長野市会場)に参加して
私は療養病棟に就労していますが、長期療養している認知症の患者様と関わる中で、その人らしさを把握する事の難しさを感じる場面が多々あります。認知症によって感情や行動が不安定になると関わりが難しく、その人らしさを尊重するにはどのようなケアができるのかと疑問を常に感じていました。そのような中、今回研修に参加させて頂きました。
講義では認知症の定義や周辺症状、五感・認知特性を踏まえた具体的なアプローチ方法などの説明があり、「周辺症状の裏にはストレス・不安があり、行動には理由がある」という事を学びました。当院では多職種でカンファレンスを行い、生活歴や全身状態のアセスメント等からストレス要因を探り、具体的ケアを検討して実践しています。様々な視点で職員が一人ひとりに向き合うことで将棋や裁縫、野菜作りなど患者さんの大切にしていることやできることを一緒に楽しんでチャレンジするようになり「その人らしさを尊重し、本来あるべき姿でいられるように支援すること」に繋がっていると感じています。
グループワークでは他施設の取り組みを共有することができました。どの施設でも患者様のことを中心に考えて試行錯誤しながら向き合っており、ちょっとした変化や笑顔に感動した等の話を聞くと、働く場所は違っても「患者様の安心・安楽のためになんとかしたい」という思いは共通なのだと勇気をもらうことが出来ました。
2日間の研修に参加し、多職種でチームとして個々に合わせた対応を実践する中で、認知症を持つ患者様がそのひとらしく、安心して療養生活を送っていただけるよう、更に一歩進んだアセスメントができるように取り組んでいきます。
信濃町立 信越病院 水野美幸
講義では認知症の定義や周辺症状、五感・認知特性を踏まえた具体的なアプローチ方法などの説明があり、「周辺症状の裏にはストレス・不安があり、行動には理由がある」という事を学びました。当院では多職種でカンファレンスを行い、生活歴や全身状態のアセスメント等からストレス要因を探り、具体的ケアを検討して実践しています。様々な視点で職員が一人ひとりに向き合うことで将棋や裁縫、野菜作りなど患者さんの大切にしていることやできることを一緒に楽しんでチャレンジするようになり「その人らしさを尊重し、本来あるべき姿でいられるように支援すること」に繋がっていると感じています。
グループワークでは他施設の取り組みを共有することができました。どの施設でも患者様のことを中心に考えて試行錯誤しながら向き合っており、ちょっとした変化や笑顔に感動した等の話を聞くと、働く場所は違っても「患者様の安心・安楽のためになんとかしたい」という思いは共通なのだと勇気をもらうことが出来ました。
2日間の研修に参加し、多職種でチームとして個々に合わせた対応を実践する中で、認知症を持つ患者様がそのひとらしく、安心して療養生活を送っていただけるよう、更に一歩進んだアセスメントができるように取り組んでいきます。
信濃町立 信越病院 水野美幸