サモア国立大学(National University of Samoa)からの研究者受け入れ
NUS教員訪問期間:2002年10月21日〜2002年11月7日
前回4月のNCN教員によるサモア訪問時に、生活習慣病予防プログラム開発に向けた小児のライフスタイルに関する共同研究計画を策定し、コンビニエントサンプルによるプレ調査に基づいてサ日共通の調査票を作成した。NCN教員の帰国後、サモアの首都APIA市と本学の所在地駒ケ根市それぞれにおいて、小児のライフスタイルに関する実態調査を共同作成した調査票により実施した。
今回のNUS教員のNCN来訪は、それぞれの調査結果の比較検討および、報告書作成に向けたデータ整理のポイントを協議することである。しかし、日本とサモアの相互理解を深めるという観点から、その他のアクティビティにも多くの時間が割かれた。
そのさわりだけをご紹介すると・・・
22日の夕刻、NUS教員のEseta氏、Ma氏のウエルカムパーティが本学カフェテリアにて開催された。JICA駒ケ根訓練所の方々や研究のために来学していたオスロ大学看護学部セベリンソン博士も加え、盛り上がりを見せた。
23日には学内見学と各講座担当者との懇談。24日は長野県立こども病院の見学。25日は長野県庁と長野県看護協会を表敬訪問。県庁では、知事、衛生部長、看護係長、国際課長らと会談し、来学の目的やサモアの生活等について相互理解を深めた。県庁訪問のあと、善光寺も参拝し、信州名産のそばにもチャレンジした。
26〜27日はJICAの企画による駒ケ根市内の一般家庭でのホームステイ。
・・・という具合にイベントがびっしり詰まっており、かなりハードなスケジュールであったようだ。
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