屋良 朝彦
研究活動
- コミュニケーションに関する現象学研究。
- 医療・科学技術倫理(特にリスク・マネジメントとコンセンサス・ビルディング)
- ケアの哲学的・倫理学的研究
- 精神医療・福祉の倫理学
主要著書・論文
主要著書
- 屋良朝彦(2023):ピアサポート活動における多声性と祝祭性、そしてミメーシス ―コミュニティの再生のために―.下里誠二編,精神科医療におけるケアと暴力(仮).金剛出版(印刷中).
- 屋良朝彦 (2018) :『世界の散文』--〈真理〉と表現という問題系の射程. 松葉祥一, 本郷均, 廣瀬浩司編, メルロ=ポンティ読本, 134-145, 法政大学出版, 東京.
- 屋良朝彦(2009):(執筆分担):「精神としての身体と身体としての精神」(第2部第Ⅱ章3),熊野純彦編『日本哲学小史 近代100年の20篇』,中央公論新社,東京
- 屋良朝彦(2007):(執筆分担):ニヒリズムとテクノロジーの時代の倫理, 坂井昭宏・柏葉武秀編『現代倫理学』,ナカニシヤ出版,京都
- 屋良朝彦(2003):(単著)『メルロ=ポンティ=ポンティとレヴィナス ―他者への覚醒』,東信堂
主要論文
- 屋良朝彦 (2019): 多声性と祝祭性 精神障碍者と地域の対話に関する哲学的考察. 医学哲学 医学倫理, 34-44.
- Tomohiko, YARA (2014): Decision Making Models for Multidisciplinary Health Care Teams: From Informed Consent to Conflict Resolution. Bulletin Nagano College of Nuyrsing, 25-34.
- Tomohiko, YARA (2011): Uncertain Risks and Consensus Building: The HIV Crisis as a Case Study. Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, No. 5.
- 屋良朝彦(2009):チーム医療における不確実なリスクに対する集団的意思決定、日本医学哲学倫理学会『医学哲学 医学倫理』第27号41-51頁
- Tomohiko YARA(2008):"Beyond the Precautionary Principle: Lessons Leamed from the HIV crisis in France"(Chapter 10), Applied Ethics: Perspectives from Asia and Beyond, Center for Applied Ethics and Philosophy Hokkaido University, Japan
- 屋良朝彦(2005):薬害エイズと予防原則、日本生命倫理学会『生命倫理』16号
- 屋良朝彦 (2003): 予防原則の哲学的考察 ―科学技術と社会の新たな倫理的関係の構築のために. 大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」2002・2003年度報告書『7 臨床と対話 マネジできないもののマネジメント』, 23-34
所属学会
- 日本哲学会
- 日本倫理学会
- 日本現象学会
- 日本生命倫理学会
- 日本医学哲学・倫理学会
- 北海道哲学会
- 北海道大学哲学会
- 科学技術社会論学会
ひと言
生(なま)の生活体験の中から活き活きとした哲学的知見を汲みだすこと、それによって哲学研究と臨床実践の調和を図ることが私の研究目標でした。それは看護学研究にも活かせるでしょうし、私も看護学から多くを学ぶことができると期待しています。一緒に学んでいきましょう。ブログも見て下さい。